VOICE
2005年10月ドイツ・オーストリーを視察し、環境配慮から外装仕上げに高耐候性ポリエステル粉体塗装が多用されているのを見て「これは日本にも導入すべき。」と考え、2006年、仙台一番町計画の外装カーテンウォールの表面仕上げに粉体塗装を初めて採用した。
その後、外装カーテンウォールと取り合ってくるスチールドア、グレーチング、パンチングメタル等、外装の周辺部材にも粉体塗装を使いたい願望が沸いてきた。
そんな時にタイガーコーティング社の野澤社長から紹介されたのが、カドワキカラーワークスさんであった。

もともと自転車やバイクのカスタム塗装を得意とする会社であることから、そのデザインセンスの良さと技術力の深さをベースにして、建築設計者の洗練された色彩感覚や特殊なテクスチャーへのかなり高度な意匠性要求をきっちりと再現させることにそう多くの時間はかからなかった。現在も、当社が抱えている2,3件の建築案件の粉体塗装に協力をしてもらっている。

環境破壊からの脱却、すなわち、環境保全を考慮した生産活動は、塗装業界にも建築業界にも共通して課せられた21世紀的命題である。私は、これからも建築外装を生産していく過程でカドワキカラーワークスさんをパートナーとして強く連携していきたいと考えている。

鹿島建設株式会社 建築管理本部建築技術部 技師長 野平 修
野平 修
鹿島建設株式会社

野平 修