オーダーの仕方

STEP 1 ショップリストを確認する

  • ショップリスト(オートバイ自転車クルマ)からお客様のお住まいの地域をお選び下さい。
  • コメント部や各ショップのHPを参考に塗装される車種の取扱いの有無をご確認ください。
  • 取扱ショップが見つからない場合は弊社までE-mail、または電話(045-572-0372)でお問い合わせください。

STEP 2 ショップとアポイントを取る

  • ショップにお電話または、メールで次の事項をご連絡ください。
    • カドワキでパウダーコートの依頼をしたい旨を伝える。
    • 車種をを伝える。
    • 塗装するパーツ(フレーム、ホイールなど)を伝える。
    • 色決めの日時をお打ち合わせください。

STEP 3 ショップにて打ち合わせする

  • ショップでの色決めでは以下の事をお打合せいたします。
    • 現品確認(製品の状態に関して、素材について、サビの除去について)
    • カラーサンプル帳での色決め(色のトラブルについて)
    • マスキング箇所の確認(マスキングについて)※1
    • お見積(バラシ・組立代+塗装代)
    • 納期の確認(納期について)
    • 『オーダーシート」の完成※2
    • ※自転車カーボンフレームの塗装は、現在休止しておりますので、ご了承下さい。
      ※1自転車パーツの塗装オーダー時は「自転車マスキング&ロゴ指示書 」を「オーダーシート」に添付してください。
      ※2「オーダーシート」とは → ショップから弊社への注文書兼作業指示書になります。
    • →「オーダーシート」ダウンロード
    • →「マスキング&ロゴ指示書」ダウンロード

STEP 4 ショップとカドワキによる作業

  • オーダーカウンセリングの内容に基づいて作業に入ります。
    • お預かりした製品を塗装単位への完全バラシ作業を行い、梱包してオーダーシートとともに弊社へ送付
    • 塗装作業@弊社
    • 組立作業@ショップ
    • 元の状態へ組み立て直します。

STEP 5 製品のお引き渡しと代金のお支払い

注意事項

1.製品の状態

  • 製品は、塗装可能な状態でお渡し下さい。ベアリング、ダストシール等のゴム製品、180℃の温度に耐えられないプラスティック等の部品は事前に取り外しておく必要があります。お取り扱い代理店にて分解、取り外しをご依頼下さい。
    ※代理店様へ:特にベアリングの外し忘れにはご注意ください。
  • 当社は塗装工場ですので油分を大変嫌います。不具合を起こさないためにも可能な限りグリスやオイル分を除去しておいて下さい。オートバイや車のエンジンパーツに関しては、事前に脱脂洗浄をお願いします。

2.価格について

  • カラーサンプル作成サービス

    事前の色確認のためのカラーサンプル作成サービスをご利用下さい。
    1サンプル(1色)当たり一律3,000円(上代)です。サンプルピースは鋼管(約φ25×L100mm)、もしくは鋼板(60×40mm)よりお選びいただけます。
  • サビの除去

    サビがある場合は除去作業として別途費用がかかります。弊社のブラストは基本的に旧塗膜のはく離を目的としております。従って、サビがある場合はこれの除去作業費がかかります。費用に関しては各プライスリストの下部注意書きをご覧下さい。古い製品は内部腐食が進行している場合がありますので将来的に塗膜に対して何らかの影響を及ぼす可能性があります。弊社では新品製品以外での塗膜性能の保証はいたしかねますのでご理解とご了承の程お願い申し上げます。また製品の状況によってはお受けできない場合もあります。
  • オートバイホイールのベアリングの有償取り外し

    オートバイホイールのベアリングは当社にて有償で取り外し可能です(ベアリング1個につき2000円)。取り外したベアリングは塗装品と一緒に返却いたします(インチサイズなど一部取り外しできないベアリングもあります)。ベアリングがついたまま送られると上記取り外し費用をご負担いただきますので、発送前に今一度お確かめになり、取外しをお忘れにならないようお気を付け下さい。

3.粉体の特性

  • 耐溶剤性

    一般的に粉体塗装は耐溶剤性に劣るといわれておりますが、当社のパウダーコーティングはさまざまな技術研究の結果、耐溶剤性を確保しており(GroupAのセミグロスブラックを除く)、ガソリン、ブレーキフルード、キャブクリーナー、トルエン等に対して耐油性があります。ただし、変色等の危険性があるため長時間の接触はお避け下さい。万が一、これらの溶剤が付着した場合は、速やかに拭き取り、中性洗剤等で洗浄して下さい。また、GroupAのSRブラックは1コートで強い耐溶剤性を確保しており利用の巾が広がっております。
  • 耐熱温度

    パウダーコートの塗膜形成後の耐熱温度は約120℃~140℃です。この温度を越えた場合の初期現象としては、表面の軟化や変色等が発生します。(ヘッドカバー等のエンジンパーツにご使用になる際、鋳物の素穴等から空気が膨張し発泡やふくれ等の塗膜剥離を起こします。)高温部分へのパウダーコートはユーザー様の責任範囲でのオーダーをお願いいたします。
  • プライマー

    弊社では発泡防止、防錆効果、密着性向上を目的とし、カドワキが厳選した高性能な粉体の特殊プライマー(下塗り)をほぼ全ての製品に使用しています。プライマーの膜厚は約30~60ミクロンです。
  • エッジ部の塗膜ひけ

    弊社では、塗装面のクオリティを重視してレベリング(平滑性)の良いパウダーを使用しています。この代償とし表面張力によってエッジ部(角部)の塗膜が薄くなる場合があります(特に黒、黄、白)。このエッジ部の塗膜引けが気になる場合は、事前にエッジ部分に軽くアールを付ける加工をしておくと防ぐことが可能ですので、気になるエッジがあった場合、貴社にて事前に処理を施すことをお勧めいたします。事前のご理解とご了承の程お願い申し上げます。

4.素材について

  • 鋳造品について

    鉄、アルミ、マグネシウムを問わず、鋳造品には目に見えないピンホール(巣穴)が存在します。パウダー塗布時に封じ込められたピンホール内の気泡は、180℃焼付け時に発泡する場合があります。当社では、最新の発泡防止プライマーと塗装技術によりかなりの発泡を押さえることができるようになりました。しかしそれでも発泡を押さえることが出来ない場合も希にあります。ご連絡相談のうえ、作業を進めますので事前のご理解とご了承の程お願い申し上げます。
  • マグネシウム製品について

    マグネシウムは非常に腐食しやすい金属で、製品にはもともと防錆塗装や化成皮膜処理(ビクロマット等)が施されています。ただ古い製品ではこの防錆処理が不十分なものもあり、塗膜の下部で腐食が進行している場合があります(線状腐食、糸状腐食)。この上から普通にパウダーコートを施しても内部腐食を食い止めることはできません。外観上は新品のようになりますが、いずれ塗膜を持ち上げてくるような現象や局部的な塗膜の剥がれがおこります。
    マグネシウム特有の腐食が見受けられる場合、下記処理を追加することをお勧めいたします。
    1. 腐食除去(アルミナブラスト)1本 定価5,000円~10,000円(税抜)
    2. 化成処理(ノンクロム)   1本 定価約16,000円(税抜)
    3. 腐食除去部分のパテ(耐熱) 1本 定価5,000円~10,000円(税抜)
    腐食に対しての追加処理1本当たり 計26,000円~30,000円 (税抜)

    納期は通常よりプラス10日となります。
    上記の処理を施さないと
    • 塗装の焼付け工程で腐食部のピンホールから発泡します。
    • 早期に塗膜浮きや塗膜剥がれが発生します。
    ※上記処理を施しても100%復活できるわけではありません。
    ※作業工程の途中で著しい腐食が発見された場合、ご相談の上作業を中止する場合があります。この場合、中止時点までの作業工賃を申し受けます。
    ご連絡相談のうえ、作業を進めますので事前のご理解とご了承の程お願い申し上げます。
  • アルマイト製品について

    アルマイト製品は、アルマイト層をはく離せずにブラストと表面の脱脂を行いパウダーコーティングします。もともとアルマイトは一般的にアルミ製品の粉体塗装の下地としても使用されているため密着に劣る様なことはありません。しかしアルマイトの品質や工程(封孔処理が不十分等)によっては、粉体塗装時に発泡現象が現れることがあります。これに対して当社では最新の発泡防止プライマーと塗装技術によりかなりの発泡を押さえることができるようになりました。
  • メッキ製品について

    メッキ品は基本的に全て剥離して作業を致します。
    剥離代は、パーツ毎に違いますのでお問い合わせ下さい。
    納期は通常(稼働日2~3週間)よりプラス7日となります。
    メッキの上にパウダーコートしますと、
    • パウダーコートの焼付け温度によりメッキが膨れ上がる。
    • 新品メッキでも塗膜が発泡する可能性がある。また密着の確保ができない。
    • 錆が発生している場合も同様に塗膜が発泡する。
    • メッキ層の下部で腐食が進行している場合が多く、将来的に内部腐食により塗膜が持ち上げられてくる現象が発生する。
    上記処理を施さないと・・・
    • 塗装の焼き付け工程でメッキ部から発泡します。
    • 早期に塗膜浮きや塗膜剥がれが発生します。
    ※上記処理を施しても100%抑えきれるわけではありません。
    ※あまりに腐食が激しい場合は、お受けできない場合があります。
    ※亜鉛ダイキャスト品は液体での剥離ができないため、研磨による剥離を行います。
    研磨後パテが必要になる場合があります。複雑な形状の場合、完全に剥がせない箇所がでる場合があります。
  • バフ面の腐食

    バフは数年するとアルミ素地から腐食が発生してきます。そのためバフの上にクリアー塗装の場合、防錆プライマーもベースコートも無いため、クリアーコートの下に直接見えてしまいます。この腐食は素地の中から発生するため抑えることができませんので、ご理解の上ご発注お願い致します。
  • アルミ素地のシミ

    古い塗装を剥離すると、アルミ素地に鋳造成形時のシミが見える物があります。しかもバフをかけても消えない物がありますので、クリアーのみの仕上げでは、このシミが見えてしまいます。剥離した時点でご連絡を入れさせて頂きますので、そのままクリアーのみの仕上げにするか全部塗りに変更するかをご検討下さい。
  • スチール素材について

    旧車など年代の古い素材に関しては、内部の腐食や素材の劣化等によりショットブラストで穴があく場合があります。これは予測ができない場合がほとんどです。修正可能な場合は、別途有償により修正致します。また修復が不可能な場合も有りますので、事前のご理解とご了承の程をお願い申し上げます。

5.その他

  • 色のトラブル

    色見本帳(特にRALカラーサンプルは印刷物のため)と実際の塗膜は、塗料のロット、ワークの材質等の諸条件により若干異なる場合があります。弊社による色の塗り間違え以外はクレーム対象とはなりませんのでご了承下さい。
  • エンジンの塗装

    エンジン塗装は現在お受けしておりません。
  • トップコートクリアの必要性

    世界的に見ても、塗装の業界で最高品位といわれている自動車ボディの塗装は、ほとんどトップコートにクリアが塗られています。それは美観的、物性的な2つの理由からです。美観的には、光沢および肉持ち感が向上し、製品に高付加価値を持たせることができます。また物性的には、紫外線による退色、艶引け等の塗膜劣化を防止する効果と、膜厚により物理的な衝撃から被塗物を守るという効果があります。弊社では、世界から選りすぐった数々のブランドのトップコートクリアーをテストし、その中から最高のクリアパウダーを使用してます。ちなみにパウダー先進のヨーロッパでは、BMWと、BENZの1部はトップコートクリアはパウダーです。
  • マスキング

    合わせ面等で相手の形状に左右される場合等、当社でのマスキングの判断が出来ない場合もあります。必ず適切なマスキング指示をお願いいたします。自転車パーツのご発注時は「自転車マスキング&ロゴ指示書」にご記入いただき「オーダーシート」に添付してください。また、ねじ穴や雄ねじ等は当社で必ずマスキングしますが、パウダー溶融時に流れ込む場合もあります。組み付け時は、必ず一度タップやダイスを通すようにして下さい。無理にねじ込むとボルトやナットを破損する場合があります。
  • 塗装面のメンテナンス

    パウダーコートの塗装面のメンテナンスは、一般的な市販のワックスで可能です。フィニッシング(最終コート)面がグロス(艶有り)クリアコートであれば厚さ最大20ミクロンの範囲でポリッシュ研磨することも可能です。メンテナンスの際、トルエン、キシレン等を含む溶剤系ケミカルを使用しないで下さい。塗膜の膨れや、はがれの原因にもなります。またケミカル溶剤がかかった箇所にさらに熱が加わると剥がれや塗膜への浸透により、素材が塗膜下で腐食してしまう場合があります。万が一、これらの溶剤が付着した場合は、速やかに拭き取り、中性洗剤等で洗浄して下さい。
  • 納期について

    通常、弊社の作業工程に14日~21日(稼働日)いただいております。製品の種類・状況及びオプション等によりましては、それ以上の納期がかかることがございますことをご了承ください。またプラスしてショップ(取り扱い代理店)におけるバラシ・組立日数がかかりますのでオーダー時に全工程を含めた納期のご確認をお願いいたします。
  • 取扱店様としてのご紹介

    一般のユーザー様からのお問合せに対して、お住まい近隣の取扱いショップ様をご紹介させて頂いております。さらに弊社ホームページ上でもお取り扱いショップ様として掲載させていただいております。お客様からの直接のお問合わせもあるかと存じますが、対応の程よろしくお願い申し上げます。また、ご紹介やホームページへの掲載で、ご都合が悪ければお手数でもご連絡下さい。
  • サーモダイン600

    「サーモダイン600」耐熱塗料は、工場出荷時に一時物性を得るため180℃で焼付けした塗膜で出荷されます。取り付けまでは塗膜に衝撃など加えず傷が付かない様に丁寧に取り扱って下さい。またエンジン始動後200℃から500℃の間に徐々に分解ガスを発生しながら最終的に無機の頑強な塗膜が得られます。初めてエンジンを始動される場合は、空吹かし等での急加熱を避けゆっくりと加熱するようにして下さい(ファーストライドのみ)。急激な加熱は一気に分解ガスが発生するため、塗膜の膨れや剥離を起こす原因になります。