粉体塗装について
Q.粉体塗装は何故環境に優しいのですか?
A.近年、環境問題(地球温暖化等)が大きく取り上げられる中、塗装分野も環境に配慮した対応を行わなければならない状況になっております。その中で、VOC(揮発性有機化合物)が一切含まれていない粉体塗装が環境にも人にも優しい塗装だと云えます。
Q.木や樹脂にも粉体塗装出来ますか?
A.粉体塗装は静電気の力で塗装し、200℃近くの温度焼付する為、木や樹脂は塗装出来ません。
Q.粉体塗料の色数は少ないのでありませんか?
A.一般的に国内の塗料メーカーの保有色は少ないです。その為にカドワキではGLOBE COLORSで約350色の保有色で小ロット対応を可能にしております。
Q.メタリックは対応出来ますか?
A.一般に知られているよりもカドワキでは保有色が多く、十分対応出来ます。
Q.指定色の場合、数量を多く作らなければ対応してくれないのでは?
A.一般的に国内メーカーの多くは300kg以上でないと対応してくれません。カドワキではGLOBE COLORSと少量調色で対応致します。
Q.粉体塗装の塗装単価は溶剤に比べて高いのではありませんか?
A.粉体塗料の価格は溶剤に比べて高い様ですが、塗料の固形分、塗着効率等を含めて考えると、一概に高いとは云えません。
Q.溶剤から比べると塗肌がユズ肌になるのではありませんか?
A.一般的にはユズ肌は粉体塗装特有の物ですが、近年、平滑なタイプの塗料が出て来て溶剤の肌と比較しても遜色無い仕上げも可能です。
Q.塗られたくない箇所があるのですが、マスキングできますか?
A.粉体塗装の焼付温度に耐える物を使えば対応可能です。
パウダーコートは溶剤塗装より膜厚が厚いので、機械加工面やクリアランスのシビアな箇所は入らなくなってしまいます。また組立時にパーツ同士が当たる面などは、塗膜があると正しく組みあがらない可能性があります。その場合は特に精度を要求する場合は素地状態。または、腐食防止も考慮するばあいは、色のみにします。細かいマスキング指示をお願い致します。
Q.粉体塗装にする上で注意する事は有りますか?
A.塗装後の寸法較差がシビアな物は十分注意する必要が有ります。
Q.塗装物の大きさはどの位まで対応出来ますか?
A.小さな小物サイズの物から最大では高さ2000㎜×長さ4200㎜×幅1000㎜の物が吊下げて塗装、焼付する事が可能です。但し、重量は注意。
Q.塗膜は丈夫ですか?
A.パウダーコートの硬度*は2Hです。一般的な溶剤塗装の塗膜はHB〜Hに比べ、塗膜表面は丈夫です。
*引っかき硬度試験(鉛筆法/JIS K5600-5-4)
Q.メンテナンスはどうすればいいですか?
A.塗装後のメンテナンスは、一般的なワックスで可能です。多少の傷はコンパウンドで磨けば元通りになります。
Q.GLOBE COLORSが欲しいが頂けますか?
A.有料になりますがご提供致します。(1冊、40,000円)
Q.工場見学は出来ますか?
A.事前にご連絡頂ければ工場見学して頂くことは可能です。
Q.品質管理体制はどの様になっていますか?
A.品質管理部を配置していて、お客様のご要求毎に対応致します。
Q.パテ処理、シール処理は出来ますか?
A.ご要求に応じて、パテ処理、シール処理致します。
Q.部品組付け等の軽作業は出来ますか?
A.部品組付けの軽作業から板金からの請負を致します。
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Q.マグネシウムにも塗れますか?
A.可能です。下記諸条件をご確認の上ご発注下さい。
※マグネシウム素材は腐食性が高いため、化成処理を必ず行います。
一見腐食が無い様に見えても、塗装を剥がすと下から腐食が出てくる事が多く、作業途中でも、パウダーコートできない場合があります。
防錆のために化成処理を行いますが、異種金属が付いているとできません。
あまりにも腐食が激しい物は、塗装できません。また状態の悪い物は、いくら腐食を除去しても塗装後数週間で腐食が始まってきてしまいます。ご理解の上、ご発注下さい。
Q.メッキの上から塗れますか?
A.現状のメッキが焼き付けの熱に耐えられない場合や、ブラスト時に剥がれが生じる場合が有ります。メッキ製品は、一度メッキを剥離してから、塗装致します。
Q.耐溶剤性はありますか?
A.2コート以上の塗膜に対しては、耐溶剤性のあるクリアーコートを使用しております。ガソリン、ブレーキフルード、キャブクリーナー、トルエン等に対しても耐溶剤性があります。ただしそれらが付いた場合、速やかに洗浄して下さい。長時間付いたままの状態では、塗膜を侵す場合が有ります。
Q.鋳肌はとれますか?
A.パウダーコートの膜厚は、1コートで約60μm付きます。下塗りも含めると約120μmです。凸凹の比較的少ない鋳肌であれば、塗膜で消えてしまいますが、凸凹が大きい場合は、鋳肌をサンダー掛けしてから、塗装すればきれいに仕上がります。
Q.ベアリングは付いたまま塗れますか?
A.塗れません。ブラストのメディが入ってしまったり、焼き付けの熱で内部のグリスが出てきてしまうため、必ず取り外してからお送り下さい。
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Q.部分部分パーツがついていますが、そのままでも塗装できますか?
A.焼き付け工程上、すべてのパーツは取り外す必要があります。
もしお客様のほうで分解組立ができない場合は、ご相談下さい。
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Q.プラスチックやカーボンにも塗れますか?
A.パウダーコートは金属(導電・耐熱性)に対しての焼き付け塗装です。(鉄、アルミ、ステンレス、マグネシウムなど)プラスチックやカーボンへは塗れません。(一部、溶剤で対応しています。ご相談下さい。)
Q.ロゴは再生できますか?
A.ロゴの製作は、カッティングで行います。
単色が基本ですが、縁取りなどの2重文字も可能です。複雑なデザインや色が入り組んだものなどできない場合があります。ご相談下さい。
Q.ラグ部分のメッキは残せますか?
A.残せません。
現行のメッキは、焼き付け工程の熱に耐えられません。黄変したり、剥がれたりするため、メッキは必ず剥離致します。
ご注文について
Q.注文はどのようにすればよろしいですか?
A.お取り扱い店様が全国にあります。そちらからオーダーをお願い致します。
またお近くに取扱店がない場合は、ご相談下さい。
Q.古い塗装は剥がしてから送れば良いですか?
A.塗装剥離は、弊社にて全て行います。脱脂だけ行い、そのままご送付下さい。
ご自分で剥離してお送り頂くお客様もおりますが、剥離が完全ではなかったり、塗装の下地を作るために、こちらで再度ブラストをかけるため、剥離作業は発生いたしますので剥離から当社にお任せ下さい。
Q.さびがひどいのですが大丈夫ですか?
A.当社で腐食除去(オプション)を行います。
Q.納期はどのくらいですか?
A.量産品の場合、品物に対する塗装仕様にもよりますが、塗装予定を事前にすり合せ出来れば、お預かりして3~4日でお渡し、お届け出来ます。
カスタムペイントの場合、弊社に到着してから約2週間です。(オプションや素材の状況により延びる場合があります)
Q.同じ色にできますか?
A.パウダーコートは調色ができません。色見本帳からお選び下さい。
Q.色見本はどこに行けば見れますか?
A.弊社取扱店に色見本帳が置いてあります。
Q.直接打ち合わせに行きたいのですが、可能ですか?
A.可能です。込み入った仕様やデザインが複雑な物など、直接お打ち合わせにきて頂けます。